交通事業

列車情報システム

列車内の情報を総合的に制御・管理するシステムで、運転・保安・乗客サービスなどの情報を扱います。
これにより、乗務員・乗客に必要な情報を表示・送受信・処理・監視することができます。

特長

  • 運転支援・保安支援:乗務員向けに、運転・稼動状態をモニタリングし、リアルタイムに画面表示。また故障データの記録と読出しが可能。
  • 乗客サービス:列車ダイヤ、列車速度、ドア開閉状態から現在位置を認識するとともに、案内表示システムや自動放送装置との連携が可能。

製品紹介

  • IEC61375 Train Communication Network(TCN) part3-4 ECN 規格に準拠。
  • 主制御装置、ブレーキ装置、補助電源装置、空調装置、案内表示システムなどの各装置とのインターフェースを備え、力行・ノッチ指令、サービス機器制御指令などの情報を各機器に伝送。
  • 各装置の動作状態を監視し、故障発生時は、乗務員に対して故障状況の表示を行うとともに、故障情報をメモリに記録。
  • 中央装置は、両先頭車に配置され二重系を構成し、各車の端末装置内の CPU および入出力回路も二重化を構成。
  • 車両間ネットワークは、リングトポロジを構成し、断線や端末装置の故障発生時の通信データの迂回路を形成。

列車情報システムの構成例

列車情報システム

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